第1回ろう城アート展入口
 
会津美術協会の歴史


会津総合美術展 40年記念誌

会津総合美術展 50年記念誌

会津総合美術展 60年記念誌

会津美術の70年

1 団体結成の経緯  
昭和19年4月、時局の要請に即応すべく、会津芸術文化の維持高揚を目的とし、「会津美術展覧会」が行われたことが始まりです。昭和28年には第8回会津美術展覧会が開催され、会津美術協会が設立されました。その後、会津美術協会が中心になり、会津文化協会、会津若松市教育委員会などで「会津総合美術展運営委員会」を組織し、美術展の充実と強化を図りながら開催してきました。  会津総合美術展は、福島県総合美術展と同じ開催数を誇る、全会津を対象とした地域最大規模の公募美術展覧会です。日本画・洋画・彫塑・工芸美術・書の5部門の作品募集と鑑審査を実施し、広く県民一般に成果作品を公開展示してきました。その後、回を重ねるごとに充実した展示になり会津地域に限定しない美術文化の発展を促進してきました。

2 会津総合美術展巡回展の開催  
昭和57年5月に喜多方市厚生会館ホールで第1回目の巡回展が行われました。翌年以降、田島町、三島町、猪苗代町等会津方部全市町村で巡回展が継続されました。平成21年に最後の第26回の三島町巡回展が実施され、一区切りとなりました。関係市町村や会津美術協会の先輩方の努力により会津全域の方々に美術鑑賞の機会を提供したことは、多くの方々に評価していただきました。

3 幻の第65回会津総合美術展とチャリティ展開催
平成23年3月11日に発生した東日本大震災と福島原発事故により第65回会津総合美術展は開催できなくなりました。予定会場の文化センターは各方面から届いた支援物資で、身動きが取れないような状態でした。そこで代わりに開催したのが「チャリティ会津美術協会展」です。作品を販売した収益金147万2,570円全てを会津若松市へ寄託しました。多くの方々に賛同をいただき、復興を願う機運も膨らみました。

4 コロナで中止になった第74回・75回会津総合美術展と第1回・2回ろう城アート展の開催
令和2年度開催予定だった第74回会津総合美術展は、新型コロナウイルス感染症拡大予防のために中止しました。しかし、こんな時だからこそアートによる元気発信事業をしたいという多くの方々の意見から「第1回会津若松市発信ろう城アート展」が誕生しました。これを契機として令和2年7月に会津美術協会の正式なホームページが完成し、ろう城アート展のWEBギャラリーが開設されました。戊辰戦争で籠城戦を経験した会津若松市だからこそできる「アートの力」による元気発信事業で、全国的に大きな反響がありました。翌年の第75回展も中止にしたので、第2回ろう城アート展をWEB展示とリアル展示の二本立て美術館として開催しました。

5 市立美術館建設推進運動
会津若松市立美術館建設推進は、昭和58年10月会津文化団体連絡協議会主催「市長との懇談会」で「美術品の資料室」を要望したことが始まりです。それから37年経過しましたが、未だ美術館は建設されていません。31,285名の署名が集まり、市議会でも市立美術館(美術専用空間)の設置という請願は2回賛成多数で採択されています。美術作品の展示収蔵施設は新築が理想ですが、莫大な建設費用がネックとなり遅々として進まなかった事実を検証し、現在は既存施設の活用による設置を目指しています。 21世紀に入り、会津のみならず福島県美術界をリードする多様な美術展の開催を目指しながら 委員・会員一致協力しながら運営しています。 (2020年4月 委員・会員数 189名)



会津総合美術展 思い出アルバム


会津総合美術展覧会 70年記念誌

第72回会津総合美術展 オープニング記念式典

2019 会津美術協会展

会津総合美術展 会場の様子

会津総合美術展 会場の様子

第1回会津若松市発信ろう城アート展 開催記念イベント 2020

『ろう城アート展』へたくさんのご応募、
素晴らしい作品をありがとうございました。

ろう城アート展,会津美術協会,公募展,会津若松市民美術展

ご応募ありがとうございました。心温まる秀作の数々は下記エントランスよりお楽しみいただけます。

 『第1回ろう城アート展』 ⇒ 会場入口
 『第2回ろう城アート展』 ⇒ 会場入口



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